樺沢わか子Wakako Kabasawa (メゾ・ソプラノ)
フェリス女学院大学音楽学部声楽学科、同大学院音楽研究科修士課程声楽専攻修了。
在学中、学内特別演奏会「室内楽の夕べ」、「オーケストラ共演の夕べ」(指揮:現田茂夫、神奈川フィルハーモニー管弦楽団)に出演。
2001年よりドイツに留学。ブレーメン芸術大学を経て、カッセル音楽院声楽課程を最優秀の成績で修了。
さらにライプツィヒ音楽大学のR.ウェルナー教授のもとで発声を学ぶ。
在独中、モーツァルト「魔笛」(侍女2)「偽りの女庭師」(ドン・ラミーロ)、ヴィヴァルディ「グローリア」、ペルゴレージ「スターバト・マーテル」、
モーツァルト「レクイエム」等に出演。2005年にはドイツ歌曲プログラムのソロリサイタルを現地で開催。また室内楽のグループ「トリオ・コントラスツ」
のメンバーとしてピアノ、クラリネット奏者と共にドイツ各地にてコンサートを行い、現地の新聞でも高い評価を受けた。
音楽院修了後はドイツ・パダーボーン市の音楽学校に声楽講師として勤務。また毎夏、日独リーダークライス主催マスタークラスに参加し、
ドイツ歌曲の歌唱、解釈を学ぶ。2007年帰国後、帰国記念リサイタルを開催。以後、「魔笛」(侍女3、童子3)、「ヘンゼルとグレーテル」(ヘンゼル、母親)
、コジ・ファン・トゥッテ」(ドラベッラ)、「フィガロの結婚」(マルチェリーナ)、ベートーヴェン「第九」等に出演。2011年8月には
ドイツ・ブレーメン、ザンクト・シュテファン教会において「歌の慰め」と題したリサイタルを開催し、好評を博す。
2008年よりサロンコンサートシリーズ「Stimmtisch」を主宰。後進の指導にも力を注ぐ他、特に発声法やドイツ歌曲について日々研究している。
第21回友愛ドイツ歌曲コンクール入選。
NPO法人日本声楽家協会正会員、日本声楽アカデミー会員、東京室内歌劇場会員。
